代表ブログ「渋沢栄一 続きの続き」
渋沢栄一は、仕事祖する際の心がけについて、面白いことを言っています。「仕事をする際、単に自分の役割分担を決まりきった形でこなすだけなら、それは俗にいう「お決まり通り」。ただ命令に従って処理するだけに過ぎない。」
「しかし、ここで『趣味』を持って取り組んでいったとしよう。そうすれば、自分からやる気をもって、『この仕事は、こうしたい。ああしたい。』と、理想や想いを付け加えて実行していくに違いない。」
確かに、仕事を単に押し付けられた仕事と思えば、心もこもらず単に処理するだけで終わってしまいます。
これに対し、この仕事が趣味だと思えば、自分の好きなことですから、心のこもった創意工夫した取り組みになり、出来栄えも素晴らしくなることでしょう。
渋沢はさらにこうも言っています。「ぜひ人は、その務めを果たすうえで、いつもこの趣味を持ってほしいと思う。さらに一歩進んで、人として生まれたからには、人としての趣味を持ってほしいとも思うのだ」
ちょっと、目からうろこの思いがした言葉でした。